DIY 金継ぎ編
こんにちわ「気象庁のフルフル詐欺」に
すっかり踊らされているk-$kです。
ecbさんのブログの前日、深夜23:00頃
フルフル予報を見た僕は去年のスタック経験から
本当に振ったら困るので黙々とスタッドレスタイヤの
交換作業を行っていました。
この日は本当に寒い夜で、粉雪が舞う中の作業。
ホットウィスキーをチビチビとやりながら、1時間半かけて
無事に交換を終えました。
が、全然 雪降りません。 頼みますよ。
さて、今回のDIYは日本人のモノを大切にあつかう文化を
象徴した『金継ぎ』のお話です。
陶磁器をはじめモノは、いつの日か割れたり欠けたりしてしまいます。
しかし、それでも愛着を持ち、元の形や風情を残したいと
考案されたのが「金継ぎ」なのです。
金継ぎの発祥は茶の湯が盛んになった室町時代(14〜16世紀)に
さかのぼるといわれており「金継ぎ」で繕った所を景色とよび、美的に
優れたものとする “侘びさび”の心や日本人のモノを大切に
あつかい再生させる精神は、日本文化のすばらしさといえるでしょう。
本来は、糊漆と砥粉、錆(さび)を使って修復しますが、
僕の場合は若干のアレンジを加えて簡易的な方法で
行ってみました。
用意するものは
・タミアのエポキシパテ(東急ハンズで購入)
・金粉(東急ハンズで購入)
・新漆(釣具屋で購入)
・新漆うすめ液(釣具屋で購入)
・細い筆
・サンドペーパー
STEP1
欠けてしまった箇所にパテを盛ります。
後から余分な箇所を削る為、あまり盛りすぎないのがコツです。
STEP2
半日乾かしてある程度乾いたら、サンドペーパーで
擦る。 平らになるまで無心で擦る。 兎に角擦る。
これが一番キツイ作業。
STEP3
新漆少量に金粉を入れて混ぜる。
薄め液をスポイトで垂らして、むらなく混ぜて、
極細の筆でなぞる。できるだけ丁寧になぞる。
STEP4
割れの外側・内側を描きおわったら、そのまま置いて30分以上乾かす。
はみ出た箇所をカッターで削って完成!!
我が家では、割れてしまった湯のみや茶碗など
片っ端から金継ぎをして楽しんでいます。
住宅のリノベーションも同様に古くても良い物を
長く楽しむ精神を大切にしていきましょー。