+J vs ジルのジル
みなさん、こんにちは。齋藤です。
「ユニクロ パリ・オペラ店 開店前に800人が行列」
今をさかのぼること約20年前、神戸に住んでいた頃。
カジュアルデーにユニクロを着て出社した友人が後輩に指を指されながら
笑われていた。
あの時から・・・・とても信じられない。
そのユニクロがフリースをひっさげて、原宿に殴りこみをかけてからの
大躍進ぶりは、みなさんご存知のとおり。
もちろん私も部屋着はユニクロ。
耐久品質はバツグン!低価格!
ただし、昔のユニクロのブランドイメージを引きずっている私としては
外出でのユニクロは×。
ちょっと待ってよ。
と思いつつも、気になってしょうがない。
ということで、10月3日の発売前2日からのネット販売で早速、
を買ってみました。
ジルサンダーがデザインしていた時代のジルサンダー(以下、ジルのジルって呼
びます)のスーツやシャツとユニクロのジルサンダー(以下、+Jって呼びます)
と比較してみると、
ジルのジルはさすがに素材感がすばらしい。
縫製もやわなようでテーラーメードの質感を感じる。
そりゃそうだ!このスーツ40万円超えてますから。
ジルのジルのシャツ
微妙なボタン位置やシャツ丈がたまりません。
これも、5万円以上しましたかねー
長らく愛用しております。
そりゃー細かいことを言ったらキリがありません。
それにしたって、
ユニクロさん、すばらしい! 涙です!
もともと、ユニクロの素材開発力の評判はいいとはいえ、品質にはうるさい事で
有名なジルサンダーを納得させて、ジルのジルの20分の1の値段で
販売してしまうとは、、、、、、超絶です。
ユニクロを買う人はうちのブランドは買えないし、
うちのブランドを買う人はユニクロを着ないし。
なんて、考えていたアパレル業界の方々、ユニクロ憎いでしょう。
心中をお察しします。
何が怖いって、ユニクロに最初に買物に行った世代の子供たちが
+Jを着て、大人になった時のブランドイメージは、
兵庫県の田舎にあったユニクロのブランドイメージとはまったく異なるということ。
どこの企業もブランドイメージの向上に命懸けです。
ところが、ここで難しいというか、深いのが、ユニクロはジルサンダーと組んで成功したとして、スズキがピニンファリーナ(フェラーリのデザインをしている)と組んでちょっと高い200万円くらいの軽自動車を作ったとしたら、
フェラーリに乗っている人たちがスズキのバッチを隠したその軽自動車を買うか?ってことです。
スズキの車は高品質で低価格のハズです。
高品質 × デザイン × リーズナブルプライス
方程式は一緒です。
難しいですよね!この問題!だから、みんなブランド作りに一生懸命です。
ということで、
服はユニクロ、中古マンション探しは、もっち横浜空間
http://www.yokohama-kukan.com/
あっ、そうそう、MUJIのストレッチ素材のドレスシャツ(¥2,979)も
超おすすめです!
プラダのストレッチシャツと比べてもいい勝負します。これまた、お値段も
20分の1です。