9months co. STAFF’S BLOG

9months スタッフが日々感じた事やあった事をつづります。

男前クリーニング

google先生で男前の意味を調べてみると
男前とは男らしい顔つきや態度、男振りのよいこと。


男前になるには、

態度・意識を変える → 顔つきが変わる → 男前になる

このステップが必要かなぁ・・・・。



と考えている、今月50歳になった4CGです。


ついでに、男前を目指すのに年齢は関係ないと自ら洗脳中です。








男前たる者、身につける物には注意をはらい、
手入れも自ら行わなくてはならない。




靴しかり。洋服しかり。





男前への道のりは長く遠いはず…..。





今回のブログは男前修行・クリーニング編です。




スーツ、ジャケット、パンツは毎回履き終えた後、専用ブラシでブラッシング後、ハンガーにかけます。
シーズンの終わりにはクリーニング店でクリーニングをしてもらいます。


染み抜きなどのメンテナンスで有名な京都にある、ハッピークリーニング。


1点ずつ店主が丁寧に仕上げてくれる横浜市西区戸部にあるカガヤクリーニング。


この2店にきれいにしてもらっています。


正直、クリーニング店については、相当こだわって、30年近くいろいろなお店にお願いしてきました。
結果、値段と仕上げ具合で考えて、現在この2店に落ち着いています。


日々着ているシャツのクリーニングだけは、頻度のこともあって、近所の白洋舎にお願いしてきました。
もちろん、近所の個人店からチェーン店までさまざまなお店でお願いして、白洋舎に落ち着いていたわけですが、やはり、どうにも仕上がり具合が気になってしまう。
特に機械式のプレス機でアイロンをかけているために、ボタンがすぐに欠けてしまうなどの不満があります。





行きつけの洋服ショップのおしゃれなスタッフと話すと、まず、シャツは自分で洗って、アイロンをかけています。

今までは、そんな話を聞いても「忙しいから」と忙しくもない私がクリーニング店にシャツをだしていました。





しかし、男前修行をしている者として、



シャツは自分で洗わなければならない。



そんな決意のもと、







日々身につけているシャツは自ら洗い。


アイロンをかける。



ことにしました。








いろいろと試してみましたが、私なりになんとか形になってきたので、シャツ洗いとアイロンがけの報告をします。





まずは、洗剤と柔軟剤は「THE LAUDRESS」ランドレスを使っています。




ランドレスはニューヨーク生まれのファブリックケアのスペシャリティブランド。
元々、ランドレスの衣類消臭スプレーを車内の芳香剤として使っていました。
好きな香りはLADY。
クリーンハーブの香りをベースにしたリッチアンバーとさわやかなシトラスの香り。ということです。(よくわかりませんが)


「男が家事を始めると、何事にもこだわって、お金がかかる」
まったくその通りです。
量販品の洗剤じゃあ納得できません。


まずは、洗濯から、

シャツを裏返して、ボタンを全部留めます。




ネットに入れて。

22Lの水量、洗い3分、すすぎ1回、脱水40秒に洗濯機を設定。

シャツは1回の洗濯で2枚〜3枚。

これで、洗濯は完了です。



ハンガーにきれいに整えて吊るして、乾かします。







さあ、アイロンがけです。

ネットで検索し、動画などを参考にして始めましたが、今ではかける部位の順番やかけ方などを自分なりにアレンジしています。

アイロン台は高さがあった方が楽ですし、アイロンがけ後の皺もよりにくいです。

アイロンは当初、コードレスの軽いアイロンを使っていましたが、今は50年以上前のアイロンを使っています。


母親が結婚する際に購入したアイロンです。


アイロン自体の重さがあって、楽にかけられます。

糊は極力使いません。

まずは、襟と袖。硬くて皺になりにくい部分から。




次に肩の部分。

そして、背中。

袖をかけて、胸(前面)をかけます。

おおよそ、1枚あたり10分から15分かかります。

アイロンがけが終わったら、ハンガーにかけ、第1、第3、下から2つ目のボタンを留めて保管します。








自分でアイロンをかけるようになって、シャツの縫製やカットがわかるようになってきました。


この縫製で立体感がでている。


ここのカットで着易さを感じられる。


そして、信じられない程、集中してアイロンがけをしています。
どのように手を動かしたら、きれいにかけられるか。

これしか考えていません。

たとえ15分間の集中であっても、なんか仕事した感を感じます。


「一仕事したな!」という充実感です。




「上質な物を身につけて、自分で手入れをし、大切に長く使う」



男前への一歩でしょうか。日々修行中です(笑)