不良娘
GTOさん、我家の近所には凶暴で真っ黒な野良猫がいます。
いろいろといたずらされてホトホト困っています。
4CGです。
親の言う事は、ほぼ無視する。
親とのスキンシップは子供の頃から大の苦手。
家には食事の時と寝る時だけ帰ってくる。
時々、無断外泊する。
近所の不良と付合ったり、たまに喧嘩する。
もちろん、働いていない。
子供の時から、なつかず、成長すれば、少しはいい関係になるかと、淡い期待もしました。
ところが、いつまでたっても他人以上に他人行儀な関係です。
我家の不良娘、三毛猫のミケちゃんです。
気持ちいいほどの無視されっぷりです。
寒くなってきた今日この頃、ただの1度も膝の上で丸くなってくれたことがありません。
ミケちゃんを頂いてきた、動物病院の医院長先生にも聞きました。
私「ミケがまったくなつきません」
先生「猫ちゃんはそんなもんですよ」
嘘でしょ。先生。
世間一般の猫ちゃんは、もっとフレンドリーで寂しがり屋なはずですよね。
でも、いいんです。
そんなミケでもかわいいんです。
バカ親なんです。
そして、そんな一方通行な思いを続けているうちに、性懲りもなくワンちゃんとの甘い生活を夢見るようになってしまいました。
雑種犬のクロ君が他界してから、「もうワンちゃんは飼わない」そう思ってから、3年が経ちました。
そうだ、「オレは里親になって、困っているワンちゃんを救ってやらなくては」やっぱりオレは生粋のワンちゃん派だからね。
そんな思いがわき起こっている時にふと近所のペットショップを覗いてみると、そこに運命の出会いが待っていました。
いや、自ら運命の出会いを演出したかもしれませんが・・・・。
という事で、我家にボンくんがやってきました。
6月30日生まれです。
元気いっぱい(乱暴もの)のワンちゃんです。
心配していた、不良娘ともボンくんは上手に付合っています。
と言うか、ミケちゃんが全く無視です。
本当に筋が通った猫ちゃんです。
人間にも犬にもまったく興味がないようです。
でもやっぱり、遠巻きにミケちゃんの姿を見てると、カワイイんですよね。
結局、猫派、犬派のハイブリットなバカ親です。