安さの基準
「横浜空間」でリノベーションをコラボしてる
株式会社ナインマンス一級建築士事務所の竹内所長と打ち合わせをしていて、
ふと雑談になりました。
「今、ほんとうに職人さん達の生活が苦しい」と
仕事はしているけど、お金がない。
普通、働けばお金は入る訳で、そんなバカなと思うんだけど。
入金されても、材料の仕入れ費用などを支払った後、自分の給料まで残らない。
それで、また苦しくなりとりあえず次の仕事をこなしていくって感じで。
まさに最悪のスパイラル状態になってしまってるらしい。
建築業界は川下に行くほどこういう状態になっていることは間違いなく、
一番問題なのは、そのように苦しい人たちが、
実際には現場で直接工事をしている訳です。
そりゃ人間ですから、
「この仕事をしてもお金にならないなら、まぁ適当に仕事しとくかぁ」
ともなりかねない。
お客さまは安くていい仕事をしてもらえることを望みます。
当たり前です。
しかし、その安さの基準も考えないといけない。
安さの基準を伝えるのも設計事務所の仕事だと思っていますが、
とりあえず、見積り金額なんかが安いと「ほっとしてしまうことも事実です」
その辺って難しいです。