ペリー上陸
みなさん、こんにちは。
いかがお過ごしですか? 齋藤です。
当事務所付近は来年の横浜開港150周年イベントに向けて公園整備
など日々、どこかしらで工事が行われているのですが、
先日、このような“お知らせ”がポストに投函されていました。
横浜開港資料館「玉楠」樹勢回復治療作業のお知らせ
横浜開港の生き証人と言われている横浜開港資料館中庭の老大樹「玉楠」の健康を増進するための樹勢回復治療を9月8日より実施します。
すごいね! 木だろー
勢いを回復させる治療?
ところで「玉楠」って何よ?
ということで、これが「玉楠」でございます。
「玉楠」の木は江戸時代からこの地にあり、日米和親条約(1854年)は、
この木の近くに設けられた応接所で結ばれた。
その後、関東大震災(1923年)により木の幹は焼失したが、生き残った根
から芽がでて、いまや大木となり1988年に横浜市地域史跡に指定された。
との事。
とすると、かの不平等条約はこの木のそばで締結された訳だなと感心しつつ、
「玉楠」近くにはこんな版画もある。
「ペリー提督横浜上陸」 ハイネの原画
この右手の大木が「玉楠」の元の姿ということらしい。
そして、この版画は今で言えば「日本大通駅」から「海岸通り」に向けて
描かれている訳だが、よーーく見て、「玉楠」の位置から推測すると、、、、、、、
まさしく、当事務所はペリーが我ら日本人を脅しに上陸したポイントでは!
当事務所は築80年ですから関東大震災後に完成しました。
それより約70年前にペリーがこの場所から上陸したのかと思うと、
歴史を感じ、ちょっと感動します。