素ノ芽ノ家ノ祖
先日、親しい友人が店をOPENさせたとの
事だったので、早速行ってきた。
場所は、南本宿「東万騎が原」バス停の目の前にある
「素ノ芽ノ家ノ祖」という店。
もともと家業の床屋兼住居として使っていた建物を
一度スケルトンにして、今回は一から居酒屋の
内装に換えたのだという。
店内には各所に友人のこだわりがあり、イメージ道りの店を
作る為に、設計は全て本人一人で行ったという。
また、大工仕事を数年やっていた事もあり、解体から造作まで
全ての工程に自分も立会い、職人と共に行ったというのだから
完成した店への愛情も人一倍だろう。
店内の雰囲気は、千と千尋の神隠しにでてくる「八百万の神々が集まるお湯屋」
と呼ばれていた “油屋” のような、幻想的和風。
基本的には和風の作りだが、照明や手摺の色などを和室の
観点からあえて外す事により、油屋と似た様な複雑怪奇な
空間が生まれていた。
実際にオランダ大使館で使用されていたというシャンデリアや
骨董品屋で見つけてきたという照明など、私好みのアイテムが
盛りだくさんな店なので、機会があれば是非みなさまも行って
みてやって下さい。