9months co. STAFF’S BLOG

9months スタッフが日々感じた事やあった事をつづります。

ベベンッ!

今年も残すところ約1ヶ月。
ほんとに年齢を重ねる毎に時の流れが早くなっていきますね。
こんにちは。YKgです。



寒い日が多くなってきましたが、皆様は風邪など引かれてませんでしょうか?
私はシッカリ引きました。とほほ。
今回は、隣の人のせい…、ではなく激しい気温の変化が原因かもしれません。

と言いますのも、先日、人生二度目の北東北へ。
思っていたほど寒くはありませんでしたが、お肌の天敵・空気乾燥君のおかげで、
しっかりと鼻・咽喉をやられました。

そんな北東北、もちろんお仕事ではありますが大変おもしろい体験をさせて頂きました。



私にとっての青森のイメージと言えば…


…だいたい合ってますよね? 弘前がヒロサキって読む事も大丈夫です。



その青森三大特産物(YKg調べ)の1つを体験しに伺ったのがこちら。


こちらのお店ではおいしいゴハンを頂きながらおいしいオトを頂くことができます。

ちなみに津軽三味線の生演奏を聞きながら食事ができるお店も、数少なくなり、
今では10件もないような事をおっしゃってました。



そして東北と言えばやっぱり海鮮。
いろんな魚を頂きましたが、インパクトのあったものを1枚。

白いゴハンにたっぷりと乗っけて食べるローマグ、サイコーでした。
オレ、ワサビ食えないけど。


ちなみに味的にインパクトがあったのは「くちこ」という“なまこ”の酢の物で、
私は一口でダメでした。



そんなこんなで酔いもまわってくると、いよいよ演者さんの登場。

右の子は歴三年、左の子は歴十年。
あきらかに演奏力と割腹に違いがあります。


右の津軽三味線は100万円。左の津軽三味線は200万円。
金額にも明らかな違いがあります。


そして中央・大将の津軽三味線はなんと400万円。

津軽三味線は猫の皮ではなく犬の皮を張るんだそうです。
基本的に注文生産となる津軽三味線は元木よりも細工や職人技術料にお金がかかるとの事。
つまりは音質よりも工芸品としての価値で値段がつくのだそうです。


さらに、「打楽器」とも言われる津軽三味線はこれだけの金額を出して購入しても、
摩耗が激しく、コレでメシを食ってる演奏者は買い変えるのが常だそう。
ギターやバイオリン等と違って、津軽三味線に一生モノという概念はないのだそうです。
やはり伝統文化はお金がかかります。



音の善し悪しは正直、素人の私にはわかりませんが、
400万円あれば、横浜でワンルームマンションが買える事は分かります。


そりゃー触らせてもらうでしょ。


ギターと違ってフレットがないので、頼るべきは自分の音感のみ。
聴覚を研ぎ澄まし三本の弦を弾きます。
演奏中に目をつむってベンベンやっている理由はそーゆー事なんですね、なるほど。


でも、つまりは流派とか気にしなければ、無限の音の世界。
超オリジナリティ溢れる楽器なわけです。

本来「民謡伴奏」に用いられた津軽三味線、大将の話だと「民謡」自体がアドリブである事が多いため、
津軽三味線は、日本のじゃんず(JAZZ)」だとおっしゃっておりました。


いやぁ、おもしろかった。


安いものだと5万円くらいから購入も可能との事。
楽器フェチとしては、なかなかに興味のある代物です。


買っちゃおっかなー。


津軽三味線をベベベンッと引けたら、大人の社交場でも人気者になれそうですしね。



追伸
夏に買ってきたお土産のりんご飴は未だに残っているのに、
今回買ってきたリンゴ味のカントリーマアムは一日でなくなりました。

タケのオジさん。



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