9months co. STAFF’S BLOG

9months スタッフが日々感じた事やあった事をつづります。

犬派 or 猫派

前々回のhoshiのブログが愛犬タロスの話。

そして、GTOのブログが愛猫チビ、ゴチビの話。

かわいい家族の話が2回続けてきたら、私もこのビッグウエーブに乗らない訳にはいかない。



プチ・ムツゴロウ一家と言われていた家庭で育った4CGです。




私の子供の頃は、祖父、祖母、父、母、私、弟、妹そして可愛いペット達。

7人家族にペット達。

犬、猫、鳥(皆、複数)は常に家族の一員でした。






基本、ペットショップやブリーダーのようないわゆる正規ルートで我家にきたペットはいません。

もらってきたり、迷子をひきうけたりして、家族の一員になります。
(ここらで、まずイイね!を一押ししていただけると助かります)









まあ、正直に言いますとボランティア精神で引きとってきた訳ではありません。

ただ、動物が好きだったから。それだけです。





しかし、現在の愛犬家や愛猫家の皆様達のような、我が子を扱うような扱いもしません。

まるで友達のような親子関係が皆無の家庭らしく、「ペットはペット」という位置づけです。間違っても愛犬の事を「うちの子」などと呼びません。





そんな、我家は現在、猫が1匹だけです。



3年程前、愛犬「クロ」が18年の生涯を全うしてから、ペットが我家にいませんでした。


おそらく、私の記憶では全くペットのいない事などありません。


クロが旅立ってから、「ペットは飼わない」

そんな気持ちになっていました。




ところが、一昨年、獣医さんに仕事で伺った時に、子猫の里親の話を耳にしました。

そうすると、もうソワソワして我慢できません。

すぐに引き取る事を決めました。





愛猫「ミケ」です。三毛猫です。



我が家にやってきたばかりのミケ。(じゃらしにも反応薄です)






という訳で生後間もなく我家にやってきたミケも成長しました。もう、立派な若者です。






ところが、このミケ、とても変わっているというか、猫らしくありません。


まず、まったく寄ってきません。触ろうとしても、逃げて行きます。

猫らしく寝てる姿もあまり見ません。いつもフラフラしています。


庭のさるすべりの枝にいるミケを発見。






カメラを向けると秒速で移動。








家の中だけでは満足できず、家の周辺が縄張りです。(夜、寝る時は帰って来ます)





縄張り内巡回中です。










いたずらもしません。

食事も与えられた決まった物しか、口にしません。





まさに、孤高の存在です。









俗世間とは無縁の後ろ姿です。すがすがしさすら漂っています。












そんなミケがある時、自慢げに小さなネズミを捕まえてきました。

「どうよ、オレの腕前は」

と言いたげなドヤ顔でした。

そして、またネズミを捕まえてきました。

ドヤ顔です。






それから、数日後の夜、なんと我家の天井裏から、ネズミの足音のような音が聞こえるようになりました。どこからかネズミが天井裏に侵入したようです。






よし!「ミケ頼んだ」







「出番だ」









押入れの点検口をはずして、ミケを天井裏に入れてみました。


30分ほどすると、心配になってきます。







「ミケ、大丈夫か」「ミケ、ミケ」







点検口に顔をいれて、懐中電灯で探してみてもミケがいません。

また、30分後に叫んでみると、ミケが点検口のそばに戻ってきました。

ネズミは捕まえていませんでしたが、「ミケ、グッジョブ!」「戻ってこい」と言っても、天井裏でも相変わらず孤高の存在です。






私の事などほぼ、無視です。





天井裏が気に入ったのか、1日過ぎても降りてきません。



点検口に餌を置いたり、猫じゃらしみたいなものを作ってジャラしてみても天井裏で悠々と過ごしています。








最終的に、私が天井裏によじ登って、やっとミケを捕まえました。







結局、ネズミもミケにビックリしていなくなったのか、足音も聞こえなくなりました。










普通、猫はこたつでまるくなるものです。


我家のプライド高きミケは寒い冬でも庭駆け回っています。


ミケをなでながら、みかんを食べるのが、今の私の夢です。