2月の旅
早いもので2月も終わってしまいました。
こんにちは、4CGです。
ご無沙汰しております。
2月は旅人でした。
報告します。
まず、シドニー経由で地球のへそ、ウルル(エアーズロック)に行ってきました。
ウルルは30年前に行って以来、2度目です。
(昔はウルルなんて言っていませんでしたよね)
当たり前ですが、ウルルは何も変わっていませんが、空港ができたり、ホテルなどがあるエアーズ・ロック・リゾートと呼ばれるエリアもあって、観光地化していました。
30年前はウルルに登りましたよ。
かなり危険で時間もかかった記憶があります。
今回は遠目に眺めただけです。
そして、カタ=ジュタ国立公園を散策しました。
「風の谷のナウシカ」にインスピレーションを与えたところです。
現地のツアーに参加したのですが、途中でまったく協調性のないオージーが行方不明になりかけたりしながらも楽しく過ごしました。
もう、ウルルはいいかな。
機会があれば、タスマニア島に行ってみたいです。
シドニーに戻って、バリ島に向かいました。
一時期、バリ島には毎年行っていました。
特にウブドという村にハマってました。
ウブドも今では村ではなく街になりました。
バリ島全体がものすごい勢いで開発されていっています。
少しさみしい気もしますが、バリ島の魅力を皆がわかったってことで納得しています。
今回はまずは、ジンバランに宿泊しました。
ホテルにあるロックバーからインド洋に沈む陽を眺めるチルタイム。
最高ですよ。
ただし、ロックバーは激混みです。
専用の簡易的なロープウエーで岩場まで下りて行くのですが、宿泊者以外の利用者はたぶん夕日に間に合いません。
すごい並んでいました。
そして、ウブドに移動して、安定のライス畑を眺めながら、ゆっくり過ごしました。
宿泊費が高いホテルが多いですが、できれば、アユン川沿いのホテルに宿泊したいですね。
スコールが止んだ後の森林から流れ込む風を浴びると、皮膚がピクピクと活性化されるように感じます。
これ、正真正銘のプライスレスな体験です。
残念なのは最近、アユン川でラフティングをやってるんです。
結構、騒がしいです。
バリ島のデンパサール空港からシンガポールのチャンギ空港を経由してバンコクに行き、バンコクからクラビに向かいました。
クラビはパンガー湾を挟んでプーケット島の向かいにあります。
海岸を見ると変わった形をした小島が多くあります。
ホテルの船で小島に上陸したり、パンガー湾クルーズをしました。
日焼けして体中痛くなりました。
ホテルのビーチに子象くんも現れたりしながら、毎日、プールサイドで本を読んで過ごしました。
極楽でした。
オーストラリアに行って、バリ島に行って、クラビに行って、2月は1週間しか仕事をしていません。
すみません。妄想旅行でした。
しばらく、旅に行けそうもないので、せめて想像だけでもと思って、以前行った場所を振り返りながら、なんちゃってトラベルをしました。
今や机に座ったままで、世界中を旅した気分になれるかもしれません。
25歳の時、タイのプーケット島での話です。
ホテルの回廊にあった籐の椅子に座りながら、ウトウトしていると、どこからか米国のR&Bシンガー アニタ・ベイカーのスイート・ラブが流れてきたのです。
午後の日差し、日陰に流れてくる少し湿度を帯びた風、誰もいない回廊。
音楽が思い出のインデックスになっています。
たぶん、月日とともにだいぶ美化された記憶になっていますが、はっきり覚えています。
今でも旅に行きたいなと思おうと、必ずその場面を思い出します。
旅が好きな理由はいくつもありますが、結局のところ、この体験があったからだと思っています。